ガス炊飯鍋の魅力を徹底解説|電気炊飯器との違い・使い方・メーカー比較

2026/02/05
ガス炊飯鍋とは?
ガス炊飯鍋とは、ガスコンロの直火を使ってお米を炊くための専用鍋です。
昔ながらの「かまど炊き」の良さを、現代のキッチンで手軽に再現できる調理器具として、近年あらためて注目されています。
厚手の鍋と密閉性の高いフタにより、強い炎で一気に加熱し、お米の旨みを引き出すのが最大の特長。お米の芯までムラなく火が通り、お米が粒立って甘みの強いご飯が炊けます。
最近では、ガスコンロの「炊飯機能」に対応したモデルも多く、火加減の調整が不要なタイプも増えています。
ガス炊飯鍋のメリットとは?
- 1. 強火で一気に炊けるから、ごはんがおいしい
- 2. 短時間で炊ける
- 3. 停電時・災害時にも使える
- 4. 炊き込みご飯、煮物、無水調理など、炊飯以外にも使える
ガス炊飯鍋と電気炊飯器との違い

加熱方法
電気炊飯器
内釜全体をゆっくり均一に加熱することで、安定した炊き上がりを実現します。誰が炊いても失敗しにくく、予約炊飯や保温といった機能性に優れているのが特長です。
操作性の面では、ボタン1つで「全自動」で行える点も魅力。
ガス炊飯鍋
直火による強い火力で一気に沸騰させます。短時間で米の芯まで熱が入り、デンプンがしっかりα化することで、粒立ちがよく、甘みのあるごはんに仕上がります。フタを開けた瞬間に立ちのぼる香りも、ガス炊飯ならではの魅力です。
炊飯機能付きガスコンロと専用鍋を組み合わせれば、ボタンひとつで自動消火まで行われ、手間もほとんどかかりません。
炊飯時間
電気炊飯器
30〜60分程度かかることが多いです。
ガス炊飯鍋
1〜3合であれば10〜15分ほどで炊き上がります。蒸らしを含めても短時間で完成するため、忙しい日でも使いやすいのが特長です。
非常時・停電時
電気炊飯器
電気が使えない環境では炊飯できません.
ガス炊飯鍋
ガスが使えれば炊飯可能です。非常時や停電時にも温かいごはんが炊ける点は、ガス炊飯鍋ならではの安心感といえるでしょう。
どちらがおすすめ?
日常の手軽さや多機能性を重視するなら→電気炊飯器
時短でごはんのおいしさを重視するなら→ガス炊飯鍋
暮らしに合わせて選ぶことが大切です。
ガス炊飯鍋の基本的な使い方
「火加減が難しそう」「失敗しそう」
そんなイメージを持たれがちですが、基本はとてもシンプルです。
【基本の炊き方(白ごはん)】

- ① お米を洗い、浸水する
- ② 鍋にお米と水を入れる
- ③ フタをして中火にかける
- ④ 沸騰後、弱火にして炊く
- ⑤ 火を止めて蒸らす
- ⑥仕上げ
・洗米後、30分ほど浸水(夏場は30分、冬場は1時間水)
・鍋の内側の目盛りに合わせるだけ
・目盛りがない場合は、米1合に対し水200mlが目安
・点火から約10分で沸騰させるのが理想。
・鍋全体から勢いよく蒸気が出たら(沸騰のサイン)、すぐに火を弱める。
・弱火で約10~15分
・吹きこぼれや焦げ付きに注意しながら水分がなくなるまで加熱(1合なら短め、量が多いなら長め)。
・10分ほど蒸らして完成
・フタは開けずに待つのがポイント
・しゃもじで切るように優しく混ぜ、余分な蒸気を逃がして完成。
美味しく仕上げるコツ
- 「沸騰までの10分」が重要なので、ご家庭のコンロで10分で沸騰する火加減を見つけるのが美味しく炊く秘訣
- 沸騰後、確認のために蓋を取らない
- 蒸らしをしっかり行うことで、芯までふっくらした仕上がりに
お米だけじゃない!ガス炊飯鍋の活用法

ガス炊飯鍋は「ごはん専用」と思われがちですが、実は様々な料理に応用できるのも魅力です。
- 炊き込みご飯
- おかゆ・雑炊
- 無水カレー・煮物
- スープ・ポトフ
蓄熱性の高い鍋は、素材の旨みを逃がさず調理できるため、毎日の料理にも活躍します。
3大メーカーのガス炊飯鍋比較
現在、ガス炊飯鍋は国内の主要ガス機器メーカーからも販売されており、各社それぞれに特長のある製品を展開しています。ここでは、代表的な3社のガス炊飯鍋をご紹介します。
ノーリツ(NORITZ)

代表モデル:温調機能用炊飯鍋 LP0149 / LP0150
ノーリツ純正のガスコンロ用炊飯鍋です。内側はフッ素加工でご飯がくっつきにくく、水位目盛り付きで使い勝手が◎。炊き込みご飯もおいしく炊けると評価されています。3合〜5合用までラインナップあり。
特徴
✔ ガスコンロの「炊飯機能」との相性が良い
✔ 内側フッ素加工 & 目盛り付きで初心者にも扱いやすい
✔ ふっくら甘いご飯が炊けるとのレビュー多数あり
→初めてガス炊飯鍋を使う方におすすめ
リンナイ(Rinnai)

代表モデル:RTR-300D1 / RTR-500D
リンナイは、炊飯機能を搭載したガスコンロが多く、専用の炊飯鍋を組み合わせることで、ボタンひとつで自動炊飯ができるのが特長です。
※専用モデルについては公式サイトのオプションリストやカタログ掲載例が多く、各種対応コンロの炊飯機能と組み合わせて使います。
特徴
✔ 火力・炊飯モードの切替が豊富で炊き上がり調整がしやすい
✔ ガスコンロの操作でボタンひとつ炊飯できるモデルが多い
✔ 吹きこぼれを抑える設計との評価がある(機能設計)
→ごはんの食感にこだわりたい方におすすめ
パロマ(Paloma)

代表モデル:炊飯鍋 PRN-32(1〜3合炊き)
コンパクトなサイズで、ガスコンロの「炊飯」機能を使ってお米が炊ける鍋。アルミ製で内側フッ素コート、目盛り付き。15分程度で炊き上がり、蒸らし含めても30分ほどで完成します。
特徴
✔ 小容量・早炊きタイプで少人数世帯に最適
✔ 内側フッ素加工でお手入れしやすい
✔ 簡単操作で忙しい日常にも向く
→少人数世帯・共働き家庭におすすめ
まとめ
ガス炊飯鍋は、ごはんのおいしさ、調理の楽しさ、災害時の安心、を兼ね備えた今の暮らしに合った調理器具です。ノーリツ・リンナイ・パロマといった信頼ある国内メーカーの製品を選べば、初めての方でも安心して使い始められます。
「いつものお米を、もう一段おいしく。」ガス炊飯鍋のある暮らしを始めてみませんか。
