2023年12月27日

北海道のじゃがいもはおいしい!有名になった理由や種類を解説

「北海道のじゃがいもって何で有名なの?」
「北海道のじゃがいもでおすすめの品種を知りたい」

このような疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

北海道のじゃがいもは、恵まれた気候風土により、たくさん栽培されたことから有名になりました。また、品種は50以上あり、メジャーなものからユニークなものまで多種多様です。

この記事では、北海道のじゃがいもが有名になった背景とともに、おいしい理由や旬の時期、おすすめの品種を解説します。

北海道のじゃがいもについて詳しく知れば知るほど、食卓に取り入れたくなるでしょう。

北海道のじゃがいもがおいしい理由やおすすめの品種を知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

なお、このサイトを運営している「Está rico Hokkaido(えすたりこほっかいどう)」では、バイヤー が厳選した北海道の野菜や加工品を取り扱っています。

スーパーで売られているものと違い、産地である北海道から直接ご自宅に届けるため、新鮮な味わいを楽しめるのが特徴です。

じゃがいも以外にも、メロンやかぼちゃなど、季節ごとに旬な食材を取り扱っているため、フレッシュなものが食べたい方はぜひ下記サイトも合わせてご覧ください。

北海道のじゃがいもがおいしいのはなぜ?

北海道のじゃがいもはおいしいことでも有名ですが、なぜおいしいのでしょうか。理由は次の通りです。

  • 北海道の気候風土がマッチしているから
  • 北海道ならではの熟成方法があるから

順番に解説します。

北海道の気候風土がマッチしているから

1つ目の理由は、北海道の気候風土がじゃがいもにマッチしているからです。

北海道の気候の特徴として、日照時間が長く、夜の時間が短いことが挙げられます。

そのため、じゃがいも自身の呼吸による糖分消費を少なく抑えられ、甘みが保たれて美味しくなるのです。

また、じゃがいもには1日の気温差が激しいほど糖度が高くなるという成長メカニズムもあります。

北海道では夏が近づくと日中の最高気温が30度近くになりますが、夜になると1桁台の気温になることもあります。

北海道の気候風土と1日の激しい気温差がじゃがいもの性質とマッチしているため、北海道のじゃがいもは美味しくなるのです。

北海道ならではの熟成方法があるから

2つ目の理由は、北海道ならではの「越冬じゃがいも」という、じゃがいもを一冬越す熟成方法があるからです。

じゃがいもは冬の厳しい寒さの中で低温管理されると、じゃがいも自身が凍らないようにでんぷん質を糖分に変える自己防衛機能を持っています。

そのため、その性質を活かして冬に熟成させることで、じゃがいもの甘さを引き出せます。

一般的にじゃがいもは「新じゃが」がおいしいと言われますが、北海道ならではの方法で熟成した「越冬じゃがいも」もおいしいのです。

北海道のじゃがいもが有名になった理由とは?

北海道のじゃがいもが有名になった理由は、日本国内において北海道の気候がじゃがいもを育てるのにもっとも適していたからです。

じゃがいもの原産地は南アメリカのアンデス地方というところになります。標高3,000メートルを越える高地には、じゃがいものもとになっている野生種も数多く残っています。

厳しい寒さのアンデス地方の気候が北海道と似ているため、たくさんのじゃがいもが生産されました。

北海道では現在、さまざまな品種が育てられており、生産量・収穫量のいずれも全国1位となっています。また、作付面積は全国の7割、収穫量の割合は約8割にも上るほどです。

北海道のじゃがいもの種類

現在、北海道で作付けされているじゃがいもの種類は50以上ありますが、中でもおすすめなの品種を5つご紹介します。

男爵

男爵は北海道のじゃがいもの中でも、もっとも歴史が長く、高い知名度を持つじゃがいもになります。1908年に函館の川田男爵が広めたことにより、名前にちなんで「男爵」と名付けられました。

でんぷんを多く含み、加熱したときの食感がほくほくしています。煮崩れしやすいため、煮物には向きませんが、マッシュポテトやポテトサラダ、コロッケに使用するのがおすすめです。

また、貯蔵期間が長くなっても劣化しにくい特徴があります。

メークイン

メークインは低い温度で貯蔵することで甘みが増すじゃがいもです。煮崩れしにくいため、煮物にも使えます。

表面がなめらかなため、ピーラーで皮を剥きやすく、調理もしやすいのが特徴です。

きたあかり

きたあかりは男爵いもと似た丸い形で、中身は黄色味が強いじゃがいもです。その甘みの強さから、栗じゃがいもと呼ばれることもあります。

ポテトサラダやコロッケなどの甘みを活かした料理には向いていますが、煮崩れしやすいため、煮物には向いていません。

インカのめざめ

インカのめざめは2001年に品種登録された比較的新しい品種のじゃがいもです。原産地のアンデス地方に栄えた「インカ帝国」にちなんで命名されました。

非常に小粒で、中身はきたあかりよりも黄色味が強いきれいな黄色をしています。

栗やサツマイモにも似た独特の風味と甘さがあり、一般的なじゃがいもよりも糖度が高いのが特徴です。

主にふかしいもやスイーツなどに使うのがおすすめです。

レッドムーン

レッドムーンは国内の種苗メーカーが開発した、新しい品種のじゃがいもです。さつまいものように鮮やかな赤い皮と黄色の中身が目を引きます。

食感はメークインに似ており、甘みや風味が強く、さまざまな煮込み料理で活躍します。色彩を活かして炒めものやポタージュにするのもおすすめです。

北海道のじゃがいもの旬はいつ?

北海道のじゃがいもの旬は主に秋になります。具体的な収穫時期は9~10月です。

じゃがいもの中でも皮に張りがあって、ずしっと重たいものはおいしいものになります。また、緑に見える箇所は、ソラニンという毒性のある成分を含んでいるのですが、その部分だけをそぎ落とせば、食べることができます。

エスタリコほっかいどうのじゃがいもは契約農家さんから直接仕入れているため、採れたてを味わうことが出来ます。

じゃがいもを買うなら北海道産にしよう!

今回の記事では、北海道のじゃがいもがおいしい理由や旬の時期、おすすめの品種を紹介しました。

北海道のじゃがいもは日本国内では多数のシェアを占めており、種類も豊富なため、料理に取り入れられれば、さまざまな味が楽しめるでしょう。

じゃがいもを購入するのであれば、寒暖差のある気候で育ち、品種も豊富でおいしくなった北海道産のものを買うのがおすすめです。

当記事でご紹介した品種のじゃがいもは、すべて「Está rico Hokkaido(えすたりこほっかいどう)」から購入できます。

じゃがいもは日持ちするため、まとめ買いをするのがお得です。しかし、スーパーのような実店舗でたくさん買うと非常に重いため、持って帰るのも一苦労でしょう。

ネットショップからの購入であれば、重たいじゃがいもを持って帰る必要もなく、ワンクリックで産地である北海道からご自宅に直接お届けできます。

ぜひ今晩のおかずに北海道のじゃがいもを取り入れて、食卓に彩りを加えてみませんか。

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