コラム

2023.12.1

光熱費の見直し!電気とガス・灯油をまとめるメリット・デメリットとは?

2016年4月より始まった家庭用の電力自由化によって、さまざまな業種の企業で電力の販売に参入できるようになりました。この自由化により、消費者は「生活に欠かせない電気」を「同じ使用量でもおトクにできる」チャンスを手に入れました。

 

つまり各事業者が提供しているサービスとのセットプランで特典を受けたり、ライフスタイルにあわせた電気料金プランなどを「自分に合わせて賢く選択」することで、これまでは「誰もが一緒だった電気料金」をおトクにすることができるようになったのです。

 

そのような様々な新電力事業者の提供するサービスとエネルギーを一社にまとめて契約する理由、まとめた時のメリット・デメリットについて解説します。

 

光熱費をまとめる理由とは?安全性や品質に問題はない?

電力自由化に伴い、現在はエネルギー関連のガス会社、石油会社のほか、生活協同組合、携帯電話等の通信会社、家電量販店など様々な事業者が電力の販売に参入しています。

 

そういった新電力事業者が元来提供しているサービスと電気をまとめることで、安い電気料金プランの選択肢が増えたり、元々販売・提供しているサービスもおトクになったりと、いろいろな「オトク」を享受することができることが多いようです。

 

例えばエネルギー関連の事業者であれば電気契約だけでなくガスや灯油の契約も一緒にすることで電気料金や灯油料金が更に安くなるプランがあったり、ガソリンスタンドを運営している事業者であればガソリン代を1ℓ当たり〇円引き、としたり、通信事業者等であれば携帯料金の支払いに使えるポイントを還元したり、などなど。

 

旧一般電気事業者である北海道電力(ほくでん)も自由化によりポイントがつくプランなどが誕生していますが、各社サービスを比較して、よりおトクだと思えるプランを検討してみるといいでしょう。

 

ただ、新電力事業者で電気を契約した場合、停電やトラブル、品質が心配という声がいまも少なくありません。このあたりはどうなんでしょう。

 

先に結論を述べますと、電気の契約を乗り換えても「安全性や品質に問題はありません」。

 

というのも新電力事業者は小売部門、つまり販売だけに限られていますので、契約を切り替えても発電や送配電といった業務は従来の事業者が行うという供給システムは変わらないためです。

 

「電線を新しく引くわけでも工事をするわけでもなく、流れてくる電気は同じ」だからです。万が一、その新電力事業者が倒産したとしても、電気の供給自体が止まることもないのです。

 

北海道にお住まいならブラックアウトを覚えている方も多いでしょう。どこの電力会社と契約していても関係なく停電し、関係なく復帰していましたよね。

 

電力自由化は国の制度によって電気を安心・おトクに使用できるというものですので、ぜひ有益なサービスを探して、おトクにまとめてみましょう。

 

電気・ガス・灯油の契約をまとめるメリット

このコラムでおすすめするのは、電気同じ光熱費ジャンルである「家庭用エネルギー会社(ガス・灯油)とのセット」です。

 

実はガソリンの割引特典はよく見ると(※ガソリンの値引きは月間〇〇ℓまで)と書いてあったり、何か条件が付いていることが多いようです。だってみんながその人のカードを使って無限に給油したら大変ですからね。

 

また携帯電話のポイント還元も、今は機種変更のたびに携帯キャリアを変える人も多いようです。

 

電気契約があることで面倒になってしまうこともあるようですし、逆に電気契約を見直そう、となったときにスマホ機種代の割賦期間に阻まれてしまうかもしれません。

 

そこでここでは、電気・ガス・灯油という光熱費の契約をまとめることに絞ってメリット、デメリットをご紹介していきます。

 

セット割引が適用となる

光熱費は毎月必ず発生する費用なので、少しでも出費を抑えたいものですね。エネルギー会社には「セット割引」が用意されていることが多いようです。

 

ポイント還元や他の商品を安く買えることも良いことですが、「光熱費自体を目に見えて減らせる」ことのほうが価値があるように思います。

 

セット割引の内容や割引率は事業者によって様々ですが、適用になる割引プランが必ずあるとも限らないので、契約の際は確認してみましょう。

 

なお、いちたかガスワンの電力「エネワンでんき」の場合、ガスや灯油とまとめることによって、おトクになるセットプランをご用意しています(家庭用・従量電灯B)。

 

また灯油に関しても、電気やガスと同時ご契約でおトクなガスワン灯油のセット価格があります。北海道の私たちには嬉しい価格でご用意していますので、詳しくはこちらからご覧ください。

 

支払先をまとめることができる

光熱費をまとめることによって支払先を1つにできるので支出管理が楽になります。

ご利用明細も一つ一つ別々に明細を確認する必要もありません。例えばいちたかガスワンならポータルサイト(リンク)があり、請求書の確認も便利です。

 

トラブル時や引越しの問い合わせも容易

電気・ガス・灯油をまとめることにより、何かトラブルや不明点があった際の問い合わせ先も1社で済みます。

別々の契約先の場合、それぞれ連絡先が異なってしまうのも面倒ですし、引越しする場合も電話1本で済むので容易に手続きができることでしょう。

 

契約をまとめるデメリット

デメリットについても触れておきます。デメリットは「理解して対策する」ことでデメリットではなくなりますので、ぜひ読んでいただければと思います。

 

おトク条件を確認しましょう

何についても言えることですが、前述のガソリン値引き同様、安くなることに「条件」がある場合があります。

たとえばいちたかガスワン/エネワンでんきの例で言いますと、電気のセットプランは家庭用の10~60A(アンペア)契約のみです。

 

割引率は使用量が多いほどどんどん高くなりますが、逆に使用量が少ない人はあまり恩恵が多くない、といったことがあげられます。ガスワン灯油のセット割引も、490Lタンク以上という条件があります。

 

初期費用や解約金が発生する事業者も

事業者によっては契約時に初期費用がかかったり、他事業者に切替える際に解約違約金(※1)が請求される場合があります。

切り替えて月々の料金が安くなってもこういった出費のほうが高くついてしまうこともありますので、契約条件や解約月などはよく確認したほうがいいですよ。

(※1:エネワンでんきの場合は契約時に料金はまったくかかりません。1年未満での途中解約の場合だけ解約事務手数料(税込3,300円)がかかりますが、お引越しで解約の場合、転居先を引き続きご契約いただければこれは免除されます。)

 

ご家庭の使用量やライフスタイルに合わせた契約先を検討することが大事ですね。もしどのように変えたら良いかわからない場合はいまの明細書をご準備の上、Webや電話で問い合わせてみるのもオススメです。

 

切替手続きに必要なものがもうひとつ。契約を切り替える際のお手続きは、今の契約の明細書や請求書があれば難しいことはありません。

 

供給地点特定番号、お客さま番号、契約アンペアなど、日ごろ意識していない数字が必要になりますが、すべてこれらの書類に記載されています。変更になっている場合もありますので、なるべく最新のものを用意しましょう。

 

ただ、当コラムがおすすめするセット契約ではもうひとつ必要なものがあります。セット契約となることを証明する「その事業者のお客さま番号」です。こちらも明細書や請求書に書いてありますので、新旧両方のものを用意する、と覚えておきましょう。

 

切替の時って今の契約先に気まずくない!?

これも心配されている方が多いのですが、実は切替の時には、新しい電力会社に申込むだけで完結してしまいます。

 

日本全国すべての電力契約切替は「電力契約のスイッチングをするための「システム」を取り扱う公的機関」を通じて行われますので、事業者同士がこのシステム上で切替日をやり取りして終了、というシンプルなものなのです!

なのでお客さまから今の契約先に解約の申し入れをすることは不要ですし、何かの手違いで契約期間が重複したりしない!?なんて心配も無いんです。電力自由化ってすごいですよね。

 

エネワンでんきでガスも灯油もおトクに!!

「エネワンでんき」はLPガス・都市ガス・灯油のいちたかガスワンが取り扱っています。さっぽろテレビ塔や札幌時計台、各種公共施設をはじめとした安定の供給実績!

お客さまの電気の使用量に応じて最適なプランをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

各種エネルギーとのセット割で「エネワンでんき」の料金プランが広がり、灯油も電気・LPガスもしくは灯油のダブルセット割、3つのエネルギーをまとめたトリプルセット割(※2)で灯油がおトクな価格でご利用いただけます!
(※2:おまかせ灯油、おきがる灯油に限ります。)

 

またエネワンでんきは環境に配慮して「実質再エネプラン(カーボンニュートラルでんき)」もご用意しております。
再生可能エネルギー発電の持つ「CO2(二酸化炭素)を排出しない」という環境価値を、非化石証書という仕組みを利用してお客さまが利用する電気にこの価値をプラスしています。

 

エネルギー事業者だからこそ、いちたかガスワンは地球温暖化防止について常に考え、行動しています。同じ仕組みのLPガス版「カーボンオフセットLPガス」を北海道で最初に販売したのも実はいちたかガスワンなんですよ。

 

最近ではフードロスを減らし有効活用するためのエネワンでんき「食べとくエコプラン」も人気です。こちらも食品ロスだけでなく、廃棄時のCO2も減らせる一挙両得の取り組みです!

 

まとめ

電力自由化によって契約先の選択肢が増え、各社でおトクなプランやサービスも増えました。

また電気の供給については現在使用している電線や発電などの供給システムも変わらないため、電気の質や安全性が落ちることはありません。

 

ただしメリット・デメリット、自分に合う内容かどうかは事業者によって異なりますので、しっかり検討してみましょう。

 

いちたかガスワンは相談できる会社というのが良いところ。早速お問い合わせもできますし、いつもの配達のお兄さんに聞くのもOK。

「実質再エネプラン」も用意する環境にも優しいエネワンでんきは、webから簡単3分でお手続き完了です!

株式会社いちたかガスワン

北海道ガスワングループは、全事業所において「再生可能エネルギー実質100%」の電力を使用しています

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